PROJECT STORY プロジェクトストーリー

PROJECT STORY 02 自社開発の倉庫自動化システムにより
次世代大型物流センターにおける保管・出荷能力を向上!

MEMBER メンバー紹介

  • N.A

    プロダクトオーナー
    西南学院大学出身

    2017年入社※中途入社

  • M.B

    マーケティング
    山口大学出身

    1993年入社

  • N.U

    プロジェクトリーダー
    下関市立大学出身

    2007年入社

  • K.N

    開発リーダー
    九州工業大学出身

    2007年入社

  • R.Y

    開発
    京都産業大学

    2022年入社

CHAPTER イントロダクション(プロジェクトについて)

本プロジェクトは、国内最大手ホームセンター様の次世代大型物流センターに自社開発のWES、倉庫自動化システム「MMLogiStation」を導入することで、倉庫内の作業の大幅な効率化・省人化を実現し、保管・出荷能力の最大化を目指すものです。「IT小売業」を掲げる大手ホームセンター様に対し、「システム」と「機器制御」の両方の技術を提供し、倉庫自動化のパートナーとして7社の自動化設備を一元管理するシステム開発のプロジェクトをとりまとめ、牽引しました。その後、この成功事例を他社クライアントにアピールして提案を行い、リリースから約3年間で16拠点に採用され、事業の大きな成長につながりました。

CHAPTER 世の中に無かった
新たなコンセプトの製品を販売開始

2021年11月に自社開発のWES(倉庫実行システム)「MMLogiStation」の販売を開始しました。
従来、物流倉庫における自動化設備の連携には、物流の基幹システムといわれるWMS(倉庫管理システム)の大幅な改修が必要でした。しかし、「MMLogiStation」は、既存システムと設備制御システム(WCS)をつなげる独自の仕組みにより、WMSの部分的な改修で済むなど、これまで世の中にない製品でした。この新たなコンセプトの製品は、リリース当初すぐには成約につながらず、販売に苦しんでいました。そんな中、2022年の夏に出会った大手ホームセンター様が次世代大型物流センターの建設を予定されているものの、多数の課題を抱えており、その課題解決に当社の「MMLogiStation」が寄与できると判断され、商談に臨み契約に結びつきました。この契約は「MMLogiStation」の初受注ではありませんでしたが、この製品の売れ行きを促進する重要な転機となりました。

N.A

プロダクト
オーナー

YEデジタルでは元々、一つ一つの自動化設備を制御する業務を行っていましたが、当社が保有する優れた制御技術を一つのパッケージとして提供するのはどうだろうと発想を転換したのがきっかけで、製品開発したのが「MMLogiStation」です。

他社にはない、システムとシステムをつなぐ独自の仕組みにより、クライアントが求める「大幅なシステム改修ではなく、既存システムに「+α」の追加での改修」が可能となりました。これにより、コストと工数を大幅に削減し、クライアントの課題解決につながり、契約に結びつきました。

CHAPTER クライアントの要望を叶えるため、
選抜したチームメンバーで対応

他社には無い技術でクライアントが求める品質を提供し、プロジェクトを成功に導いた結果、他社クライアントにも成功事例としてアピールできるようになり、事業として大きな転換点となった本プロジェクト。取り組み当初から、このプロジェクトを必ず成功に導くんだという強い決意のもと、お互いを支え合えるスキルとノウハウを持つチームメンバーを選出しました。

N.A

プロダクト
オーナー

本社(福岡)と東京に分かれて業務に取り組む体制となりましたが、オンライン会議ツールなどを活用することでコミュニケーションの問題や課題を解消し、それぞれの分野で優れたメンバーを集めてプロジェクトを発足することができました。

M.B

マーケティング

2021年の製品リリース以来、倉庫事業のマーケティング担当を務めています。リリース当初、市場にはまだ存在しなかった新しいシステムに対して、「WESって何」という反応が多く、市場への導入には苦労しました。しかし、大手ホームセンター様と成約したことで、マーケティング活動が格段にしやすくなったことを今でも覚えています。

大切にしているポイント
マーケティングは、製品を多くの人に知ってもらい、興味を持ってもらうことが大事です。このプロジェクトは市場認知を獲得するための大きな転換点になると考え、プロジェクト発足当初から、クライアントに丁寧に確認を取りながら、積極的にマーケティング活動を展開しました。

N.U

プロジェクト
リーダー

プロジェクトの参加は、要件定義の工程からで途中からとなりますが、プロジェクトリーダーとして全体の進行を確認し、複数のシステムをつなぐため、全7社間で調整を行いながら案件を進める、情報を引き継ぐことなどを担当しました。

大切にしているポイント
情報を正確に伝達することが大切であるため、当社チャットシステムに各社様のチャネルを設け、コミュニケーションを取りやすい環境を作りました。課題が発生した際もリアルタイムで画面共有を行い、互いに議事録を取るなどして、齟齬のないように案件を進めることを意識しました。

K.N

開発リーダー

開発部門のリーダーとして、要件定義から基本設計、さらにはクライアントの物流倉庫での現地導入までを担当しました。基本設計はグループで対応していたので、私自身はプロジェクト全体のシステム構成や、全体の取りまとめを主に担当しました。

大切にしているポイント
本プロジェクトに携わる前は、最下層のシステム開発を行っていました。システム同士をつなげる仕組みである「MMLogiStation」では、それまでに培ってきた開発スキル・ノウハウを生かしながら業務に取り組み、不明点は浅成さんや先輩方に随時質問や相談をしながら、着実に進めることができました。

R.Y

開発

入社1年目で「MMLogiStation」の製品開発に携わることになりました。配属当初は研究や勉強を通じて必要な知識を身につけながら開発業務に取り組みました。入社2年目の東京異動後に、本プロジェクトに参加が決まり、一つの機能の開発を担当することになりました。

大切にしているポイント
開発業務において私自身、知識不足な点も多いため、不明点があれば本社(福岡)・東京に関わらず、積極的にチャットや電話で確認を取ることでミスを防ぎ、クライアントが望む品質の製品を提供することができました。

CHAPTER 一人ひとりの個性を生かし、
チームとして新製品を提供

これまでに無い製品だったため、プロジェクト発足当初は各メンバー困惑し、「商品の具体的なイメージ」や「どう進めていくべきか」などすべてが手探りの状態でした。しかし、一人ひとりのスキルと個性を生かし、プロジェクト成功に向けて一致団結したことで、メンバー全員の能力が向上し、クライアントからも大きな信頼を獲得することができました。

N.A

プロダクト
オーナー

プロジェクトメンバーのスキルや個性に助けられながらも、これまでに無い経験を積むことでチーム全員のスキルが向上し、また、製品の課題点が明確になったことで、製品自体も成長しました。この経験は、チーム全体の成長はもちろん、今後の製品戦略にも大きな影響を与えました。

CHAPTER 子育てしながら「自分らしく」働く

N.U

プロジェクト
リーダー

私は子育てのため、以前は時間短縮勤務をしていましたが、現在はフレックスタイム制度を利用し、6:00~21:45の間(コアタイム:10:00~14:45)で自分のライフスタイルに合わせてフルタイム勤務できるようになりました。

子供が3人いるため、何度か産休・育休等を取得しましたが、復帰するたびに働きやすい制度や環境が整っていることに大きな魅力を感じます。チャットやスケジュール管理などのシステムも整備され、プライベートと仕事を両立しやすいです。

また、積立休暇が時間単位で取得できるため、例えば学校行事に15分だけ参加する場合でも、以前は半休や一日休を取らなければならなかったのが、今はこの休暇制度と在宅勤務を組み合わせて、必要な時間だけ仕事を抜け、すぐに家で仕事に戻ることができます。私は、仕事の時間を確保しつつ、子供の行事にも参加したいと考えているので、自分らしく働けています。

CHAPTER 若手でもプロジェクトに携われる
成長できる環境を

本プロジェクトには当時入社2年目の開発職が携わり、機能の一部分を担いました。リリース以来約3年間で16拠点の開発案件が進行しており、多くの若手メンバーが新製品に関わるチャンスがあります。大切なのは成長したい“意欲”であり、経験豊富で技術力の高い先輩たちがいるので、積極的に行動をすることでスキルやノウハウを学べる環境が整っています。

N.A

プロダクト
オーナー

物流DXシステム本部では、毎年5名以上の新入社員が配属されます。積極的に行動することで、大きなプロジェクトのメンバーになれるチャンスがあります。様々なことにチャレンジしたい方や成長したい方に最適な職場です。

R.Y

開発

入社2年目でプロジェクトメンバーへ抜擢いただいたのですが、当初はスキル不足を感じ、担当機能の開発をどうやって行うべきか困っていました…。ですが周囲の先輩に質問したり、本社の方へ電話で確認を取るなど積極的にコミュニケーションを取ることで解決し、リリースまで対応できました。その結果、自然とスキルアップし、成長を実感しました。
YEデジタルは若手の成長を支援する体制が整っているので、行動力のある方は大きなプロジェクトや重要な開発に携わる機会があります。日々“やりがい”を持って業務に取り組めることが大きな魅力だと感じています。

M.B

マーケティング

マーケティング本部も近年多くの若手が配属されています。将来を見越して若手にチャンスを与え、私たちが培った経験やノウハウを共有することでスキルアップを促しています。最近では、10人〜20人の大規模イベントのリーダーを入社2年目の若手が担当することになりました。リーダーになった際も先輩や上司がサポートし、「経験」を重視した取り組みを進めています。

CHAPTER 思い描くキャリアを叶えられる職場が魅力

YEデジタルでは、採用前に学生と会社とのミスマッチを事前に防ぎ、会社をより知ってもらうための「長期型インターン」を実施しています。入社後も、開発職からマーケティング職へなど、自分の希望する部署・部門に自分を売り込むことで異動につなげられる「社内FA制度」などを用意しています。一人ひとりの「働きがい」に合わせ、「自分らしく」働ける環境づくりを進めており、自発的・意識的に働ける方に向いている職場です。

M.B

マーケティング

入社時はエンジニアとしてスタートしましたが、その後マーケティングに興味を持ちジョブチェンジしました。自分の“意思”によって新たなステージへの移動も可能であり、成長しやすい環境だと感じています。また「長期型インターン」に参加した学生さんと関わる機会があり、学生さんは職場の雰囲気や業務内容の確認ができ、私たちは学生さんの人柄などを知ることができるため、事前のミスマッチを防ぐことができ、双方にとって魅力的だと感じています。

N.U

プロジェクト
リーダー

YEデジタルでは上司含め先輩方が相談や意見(アイデア含む)を親身に聞いてくださるので、自発的にドンドン学べる方・アイデアを考える方・行動できる方は活躍しやすい環境だと感じています。困った時には周囲のメンバーがサポートするので、安心して働けると思います。

K.N

開発リーダー

知識やスキルは入社後に学べる研修やサポート体制が整っているので、常に新しいことを学びたいという意欲がある人が活躍しやすい環境だと感じています。IT分野の技術は急速に進化し、5年後には今の技術から大きく進化していると、常にアップデートが必要です。意見や新しいビジネスアイデアを話せる仲間と一緒に働きたいですね。

R.Y

開発

九州の本社も魅力的ですが、多くの企業の本社があり、大きなプロジェクトが動く東京にもオフィスがあることは、多くの知見やノウハウが自然と身につくため魅力的だと感じています。私は渋谷オフィスに在籍になり、プライベート含めて充実した日々を過ごしています。