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GIGAスクール構想を支え、夏休みの本格導入を前に機能を強化

『Windows 更新プログラム』もキャッシュ対応!授業をスムーズに!

2024年07月26日

株式会社YE DIGITAL(本社:北九州市小倉北区 代表取締役社長:玉井裕治、以下、YEデジタル)が提供する学校ネットワークアクセス管理装置「NetSHAKER W-NAC(以下、NetSHAKER)」は、7月にキャッシュ機能(通信を一時的に保管する機能)を強化し、新たに『Windows 更新プログラム』にも対応いたしました。

GIGAスクール構想と学校のネットワーク環境

GIGAスクール構想では、児童生徒1人1台端末導入が進められています。現在、「GIGAスクール構想の拡充」に向けて端末の活用促進の取り組みが進んでいます。2024年度からはデジタル教科書の利用が本格化しましたが、これに伴い通信遅延による授業への影響が懸念されています。またNEXT GIGAでは、この構想をさらに発展させ、ICT環境の更新や進化を図ることを目指しています。

このような背景から、「NetSHAKER」はICTを活用した学びを安定した環境下で実施できるよう、通信遅延を防止するため、学校内で一斉アクセスが想定される学習者用デジタル教科書や、児童生徒が使用するChromebookのChromeOSアップデート、NHK for Schoolのデータを一時的に保存し、同じコンテンツへのアクセスが発生する場合、クラウドではなく保存したコンテンツから応答させる「キャッシュ機能」を提供しています。

通信負荷の大きな「Windows 更新プログラム」にも対応!

学校内には児童生徒用のタブレット端末に加え、先生方の校務用端末にも広くWindows OSが用いられています。そのため、今回の『Windows 更新プログラム』のキャッシュ対応により、教育現場の通信負荷を大幅に軽減し、安定した通信回線環境を実現できます。

更新プログラム適用のインパクト

「Windows 更新プログラム」は、毎月の定期的な更新や随時リリースされる重要な更新により、多くの時間を要するダウンロードとインストールが必要です。
このため、ネットワーク帯域幅が一時的に大量に消費され、他のインターネット活動が遅くなることがあります。
特に多くの端末を使用する学校などの環境では、大きな影響を与えることがあります。

学校へのインターネット関連機器導入は夏休み期間中に行われることが多いため、その時期に向けて「NetSHAKER」のキャッシュ機能を一層強化。夏休み明けから安定した回線環境のもとで授業を進められるようになります。

「Windows 更新プログラム」のキャッシュ対応イメージ

・ChromeOSアップデート、学習者用デジタル教科書、NHK for Schoolのキャッシュも可能。

今回の「NetSHAKER」のキャッシュ機能強化は、文部科学省が推奨する「学校規模ごとの帯域の目安」に届いていない学校のインターネット回線に対して、帯域の有効活用を支援します。

YEデジタルは、ICT環境の整備を通じて教育現場のDX化を支援し、子どもたちの学びをより一層充実させてまいります。

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