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迫るMaaS時代到来に向け「スマートバス停」の技術応用広がる

AI活用型オンデマンド交通「のるーと」に当社車載サイネージ採用!

2020年06月19日

株式会社YE DIGITAL(本社:北九州市小倉北区 社長:遠藤直人、以下、YE DIGITAL)が西鉄グループと共同開発した「スマートバス停(※1)」の技術を応用した車載サイネージが、2020年6月1日から福岡市西区壱岐南エリアで実証運行が始まったAI活用型オンデマンドバス「のるーと」に採用されました。

 

設置場所の様子

設置状況1
設置状況2
 
「のるーと」とは、乗客のリクエストに応じて適宜ルートを設定しながら運行する乗合バスで、西日本鉄道株式会社と三菱商事株式会社が共同で出資する、ネクスト・モビリティ株式会社(福岡県福岡市)が展開しており、AIが利用データを蓄積・学習することで、より効率的な運行が可能です。また普通二種免許での運行が可能であるため、乗務員採用の裾野が広がり、運転手不足の解消に繋がることが期待されています。

当社は「スマートバス停」の開発において、バス停に様々な情報を配信するクラウドサービスだけではなく、バス停筐体の開発も行っています。そこで、サイネージとして必要となる性能、及び機能性と、お客様に怪我のないよう安全性を両立しています。その技術やノウハウが今回のサイネージ筐体製作に生かされています。

YE DIGITALはバス停のみならず、公共交通を軸とした、バス停周辺の商業施設や駅舎、待合室などにもソリューション展開を広げております。当社は引き続き対応事例を積み重ね、お客様の利便性の向上と公共交通ネットワークの発展に貢献して参ります。

 

関連リンク

  • ※1 スマートバス停とは、デジタルサイネージにバスの運行時刻表はもちろん、その他の告知文や広告などをリアルタイムに表示できるバス停のことで、特定の曜日や時間帯の時刻を大きく、わかりやすく表示できるなど、お客様の利便性向上に寄与する機能を備えています。また、遠隔操作できることから時刻表等の貼り替え作業が不要となるため、働き方改革にも効果が期待されます。