AI画像判定サービス・オンプレミス検証パッケージ「MMEye Box」販路拡大でお求めやすく
食品製造業で話題の高精度AI画像判定を東京エレクトロン デバイスがワークステーションで販売開始
2021年04月14日
AI画像判定サービス「MMEye」について
「MMEye」はAI機械学習を用いた画像判定サービス。クラウドでの判定モデルの作成から、現場実行環境(エッジPC)までをセットにして提供しており、自社での構築作業不要でお使いいただけます。2018年末に提供を開始して以来、製品の形状や合格品の判定基準が画一ではなく、製品検査を人手に頼らざるを得なかった食品製造業で注目を浴び、使いやすさと高い判定精度で好評を得ています。YE DIGITALと関連会社である安川グループとの連携で、ロボット等による排出機構までのご提案が可能。全自動化を見据えるお客様の検討段階に合わせ、フルサポートすることができます。TED様における取り扱いについて
TED様はマイクロソフト認定のクラウドディストリビュータとして、Microsoft Azureを用いたソリューションの提供を積極的に行われています。近年AIやIoTを活用した製造現場の省人化の促進や品質管理の向上、コストダウンなどの生産性改善への期待が膨らむ中、同社でも製造ラインの自動化・省人化・効率化に向けたIoT×AI画像処理技術の提供を強化されてきました。今回その取り組みの一環として、YE DIGITALが提供する画像判定サービスの検証を、クラウドにデータを持ち出さずに自社開発できるオンプレミス検証ワークステーションとしてMMEye Boxの販売を開始されます。TED様が提供するオンプレミス検証用ワークステーション「MMEye Box」の価値
TED様経由で販売される「MMEye Box」は、AI画像判定サービス「MMEye」判別モデル作成AIエンジンをオンプレミスで検証できるよう、DELL社製ワークステーションPrecision3640に搭載し、提供されます。これにより、お客様は自社の研究所や工場などで、AIや画像処理の専門知識がなくても、パソコン画面上で「MMEye」のAIエンジンを用いた検証を容易に行なえます。従来のクラウドサービスと違い、モデル作成回数に上限がなく、またAIパラメータのチューニングが可能であるため、社内で様々な検討を思う存分行っていただくことができます。社内の閉じたネットワーク環境で運用できるため、よりセキュアと言えます。またお客様は、いつもお付き合いをされている、技術商社として高い技術力・支援力を有するTED様から提供を受けることで、この新しいサービスをより安心して検証いただくことができます。
YE DIGITALは高精度で使いやすいこのAI画像判定サービスをより多くの方に知っていただき、幅広い現場の課題解決に寄与することを目的に、販路の拡大を進めております。今回のTED様との協業により、生産性向上・不良発生抑制による製造ロスの削減・人手不足解消・働き方改革促進といった新たな価値創出に繋がることに期待しています。