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「デジタル×まちづくり シンポジウム 2022」開催レポート

最新の「まちづくり」を紹介!スマートバス停にも期待が高まる

2022年07月25日

デジタルを活用したまちづくりを促進する株式会社YE DIGITAL(本社:北九州市小倉北区 代表取締役社長:玉井 裕治、以下 YE デジタル)は、2022年6月28日に、当社が提供するスマートバス停の100基突破を記念して、「デジタル×まちづくり シンポジウム 2022」を開催いたしました。
本シンポジウムでは、服部福岡県知事をはじめ、産学官のさまざまな視点から持続可能なまちづくりの事例や学術的観点などをご講演いただきました。その中でスマートバス停に対する期待の声を多く頂きましたのでご紹介します。

期待の声(一部抜粋)

  • 福岡県知事 服部 誠太郎 氏
    暮らしに直結する分野でDXを進め、安心して幸せに暮らせる社会を目指している。そこでスマートバス停は、ICTで地域交通の利便性向上や、効率化を進めるもので、DXの法人例として注目すべき取り組みである。
  • 熊本市交通局 交通事業管理者 古庄 修治 氏
    スマートバス停は、利用者の目的に応じた必要な情報提供を可能にするとともに、広告などによる収入にも寄与しており、持続可能なバス運用を行えている。今後もこのようなデジタルサイネージをうまく活用していきたい。
  • 西日本鉄道株式会社 専務執行役員 清水 信彦 氏
    スマートバス停は、バス停の関連作業を劇的に効率化する、非常に優れたイノベーション。お客様の利便性も高まり、さらに、会社の経営にも役に立つ。この技術をたくさん導入し、圧倒的な効率化を図っていきたい。

福岡県知事 服部 誠太郎 氏

シンポジウム全体の様子

本シンポジウムの反応

  • 合計727名(自治体48団体、バス事業者43団体)の多くの方々にご参加いただきました!
  • 本シンポジウムにて、スマートバス停導入事例シートの無償進呈キャンペーンを実施。100名にご応募いただき、皆様のスマートバス停に対する関心の高さを実感しました!

講演内容

スマートバス停100基突破記念「デジタル×まちづくり シンポジウム2022」(2022年6月28日開催)

  基調講演
「福岡県のDX戦略」  福岡県知事 服部 誠太郎 氏
2022年3月に策定した「福岡県DX戦略」と、本県が実施している具体的な取り組み事例についてご講演いただきました。
  特別講演
「デジタル時代のまちづくり」  アビームコンサルティング株式会社 執行役員 プリンシパル 橘 知志 氏
デジタルという特性を生かした考え方や発想の仕方を軸に、“街モデル・場・ハブ”の必要性についてご説明いただきました。
「熊本市電におけるICTの取り組み」  熊本市交通局 交通事業管理者 古庄 修治 氏
2024年には開業100周年を迎える熊本市電の停留場へのデジタルサイネージ導入をはじめとしたICTの取り組みについて ご紹介いただきました。
「これからのまちづくりの鍵は働き手減少への対応」  早稲田大学 研究戦略センター 教授 稲田 修一 氏
IoT/AIを活用した未来のまちの姿とその先行的な取り組みについて、さらにその中で、IoTの好例として、スマートバス停を活用し複数の交通事業者の時刻表データを統合した「共同時刻表」についてもお話いただきました。
  パネルディスカッション
「SDGsで創造する未来のビジネス」
  • モデレーター:
    株式会社アイキューブデジタル 代表取締役社長 竹原 正治 氏
  • パネリスト:
    北九州市 企画調整局 地方創生SDGs推進部長 森川 洋一 氏
    西日本鉄道株式会社 専務執行役員 清水 信彦 氏
    株式会社YEデジタル 代表取締役会長 遠藤 直人

2030年SDGsの実現に向け、地域課題解決のための取り組みを、地方自治体・交通事業者・民間企業それぞれの視点からディスカッションしていただきました。

今後の展望

このようなシンポジウムを通して、今後ともまちづくりや公共交通の最先端事例を発信していきます。YEデジタルは、「より活気あふれる持続可能なまちづくり」に向け、スマートバス停の導入事例を積み重ねることでお客様の利便性向上と公共交通ネットワークのさらなる発展に寄与してまいります。

YEデジタルが提供するスマートバス停とは

デジタルサイネージに、時刻表に加え緊急時のお知らせや広告、ニュースなどをリアルタイムに配信。交通事業者様の働き方改革、活気あるまちづくりに貢献します。

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