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大野城市が利用するKBC「dボタン広報誌」の情報を、駅ホーム設置のデジタルサイネージから発信

リアルタイムな自治体情報を駅から!西鉄天神大牟田線春日原駅でマチディアと12月末まで実証

2024年10月11日

株式会社YEデジタル(本社:北九州市小倉北区、代表取締役社長:玉井 裕治、以下、YEデジタル)とマチディア株式会社(本社:福岡市中央区、代表取締役社長:宮崎 泰彦、以下、マチディア)は、この度、西日本鉄道株式会社(以下、西鉄)と大野城市の協力を得て、同市役所最寄り駅である西鉄天神大牟田線春日原駅に設置している西鉄が保有するデジタルサイネージに、市が活用している九州朝日放送株式会社(以下、KBC)「dボタン広報誌」の情報を表示する実証を開始いたしました。実証は2024年12月末までの予定です。

大野城市が利用する情報発信ツール「dボタン広報誌」とは

「dボタン広報誌」とはKBCがテレビのデータ放送を使って提供するサービスです。自治体職員がシステム上で自治体情報をインプットすることで、そのエリアにお住まいの方のテレビのデータ放送画面上に情報を”リアルタイムに”発信できます。
大野城市では2024年5月に「dボタン広報誌」を導入して以来、下記のような情報発信に活用されています。

  • 平常時
    ・市からのお知らせ
    ・イベント情報といった地域のトピックス
    ・新型コロナウイルスなどの感染症の状況
    ・福岡県警からの「声かけ事案」など
  • 緊急時
    ・台風や大雨などの防災情報など

大野城市「dボタン広報誌」画面

このように幅広い情報が簡単に”リアルタイム”に住民に”届けられる”ため、「dボタン広報誌」を利用している自治体から好評の声があがっています。

実証に寄せる期待:スマートバス停における自治体情報の発信

春日原駅に設置されているデジタルサイネージではYEデジタルが提供するスマートバス停シリーズ「MMvision」を利用。スマートバス停シリーズはバス停以外にも電停や港など、様々な公共交通機関の停留所・発着所に設置され、時刻表や運行状況などの交通・乗継情報のほか、自治体からのお知らせ、ニュース、広告など幅広い情報が、クラウドから配信可能なソリューションです。
スマートバス停の広告事業を展開するマチディアは「停留所・発着所という住民に身近な外出先のポイントで自治体からの情報をリアルタイムに伝えることで、イベントへの誘導や適切な注意行動の喚起につながる」と着目し、YEデジタルと協力してスマートバス停への「dボタン広報誌」配信システムを開発し、今回、春日原駅での実証を行う運びとなりました。
今回の実証でYEデジタルとマチディアは、「dボタン広報誌」とスマートバス停シリーズのスムーズなシステム連携の他、発信する情報の掲出時間が適切かなどの確認を行う予定です。
YEデジタルとマチディアは今後、駅という場所で利用者に情報を届ける最適な見せ方などを検討していくとともに、今回の実証で得た経験を生かし、スマートバス停をすでに導入されている自治体に、さらなる活用に向け、自治体情報の有効な発信ツールとして、「dボタン広報誌」の提案をすすめていく予定です。

実証する春日原駅のデジタルサイネージ

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