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3種類11基を設置場所の特性に合わせて佐世保・大村エリアに戦略展開、2月下旬から運用開始

西肥バス、利用者と業務の視点で「スマートバス停」を使い分け!

2025年03月06日

株式会社YE DIGITAL(本社:北九州市小倉北区、代表取締役社長:玉井裕治、以下YEデジタル)が提供し、西鉄エム・テック株式会社(本社:福岡市中央区、代表取締役社長:丹山裕和)が販売する「スマートバス停」を、西肥自動車株式会社(本社:長崎県佐世保市、代表取締役:山口健二、以下西肥バス)は、設置場所の特性に合わせた3種類のモデル、計11基を追加導入し、佐世保市および大村市を含む周辺地域において2025年2月下旬から運用を開始しています。

DX推進の一環として、また厳しいバス運転士不足の状況においても、利用者視点での利便性向上と交通事業者の業務効率化を目的に「スマートバス停」を導入することで、バス利用者に対してより快適な移動環境を提供するとともに、ダイヤ改正作業などの業務効率の向上を図ります。
特に今回初めて導入する省電力型モデルの「スマートバス停」は、業務効率向上を主な目的としており、バス運行の最適化に寄与することが期待されています。これにより、西肥バスは持続可能な路線バスサービスの提供に向けた取り組みを一層強化します。

持続可能な路線バスサービス提供に向けた西肥バスの積極的な取り組み

西肥バスは、バス利用者の利便性向上と運行の効率化に焦点を当て、持続可能な路線バスサービスの提供に積極的に取り組んでいます。2023年に初めて10基の「スマートバス停」を導入し、バスの現在位置情報のリアルタイム表示や直近時刻の見やすさがバス利用者から高評価を得て、2024年にはさらに10基を追加導入しました。

既設の「スマートバス停」は、佐世保市中心部の利用者が多いバス停や、少し外れた乗り継ぎポイントに設置されています。駅前など観光客が多い場所には繁華街モデルの「スマートバス停」、地域住民の利用が多い場所には市街地モデルの「スマートバス停」を設置し、2種類のモデルをうまく使い分けています。

「スマートバス停」の使い分けで市内から遠隔地まで最適なバス運用を実現!

今回の導入では3種類の「スマートバス停」を導入し、2通りに使い分けます。

「スマートバス停」の3種類のモデル

  • 繁華街モデル(Type-A):駅前など観光客や利用者が多い、「まちの移動拠点」となるバス停に。
  • 市街地モデル(Type-B):地域住民の利用が多い「生活移動の拠点」となるバス停に。
  • 省電力型「楽々モデル」(Type-D):乾電池駆動で遠隔地や時刻表の張替えに手間がかかるバス停に。

利用者の更なる利便性向上のための増設

佐世保市内の利用者の多いバス停や少し外れた乗り継ぎポイントに、繁華街モデル市街地モデルの「スマートバス停」を追加設置します。これにより、さらに利用者の利便性・視認性を向上します。

業務効率化のための新たなモデル導入

業務効率化を狙い、大村市の遠隔地のバス停やダイヤ改正の頻度が高い空港線専用バス停には、西肥バスにとって初の省電力型モデルの「スマートバス停」を導入します。これにより、ダイヤ改正作業の効率化および悪天候や自然災害等で運休等が発生した時の対応の迅速化が期待されます。この柔軟な使い分けにより、設置場所の特性に合わせた最適な運用を実現します。

設置場所

佐世保市内(繁華街モデル Type-A、市街地モデル Type-B、計5基)

  • 佐世保駅前(8番のりば):繁華街モデル Type-A(1基)
  • 戸尾町(早岐方面):市街地モデル Type-B(1基)
  • 俵町(平戸方面):市街地モデル Type-B(1基)
  • 浦町国際通り(日野方面、早岐方面):市街地モデル Type-B(2基)

西肥バス提供:佐世保駅前(8番のりば)

西肥バス提供:戸尾町(早岐方面)

大村市内(省電力型「楽々モデル」 Type-D、計6基)

  • 試験場前:(空港方面)、(佐世保方面)
  • 新大村駅前:(空港方面)、(佐世保方面)
  • 彼杵本町:(空港方面)、(佐世保方面)

西肥バス提供:新大村駅前(佐世保方面)

YEデジタルは、交通事業者や地域の課題解決に寄与し、「スマートバス停」を通じて、より活気あふれるまちづくりを支援してまいります。

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