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ネクストGIGAでのICT機器のさらなる活用に向けて
~安心で快適な校内ネットワーク環境を実現~
NetSHAKER W-NACは、1人1台端末時代のICT環境の導入・運用・管理を支援するネットワークアクセス管理装置です。
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概要
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機能紹介
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関連製品
2023年2月リリース
キャッシュで学習者用デジタル教科書を活用しやすい環境を構築
2024年度より本格導入予定の学習者用デジタル教科書。文部科学省の調べによると、学習者用デジタル教科書1ページあたりの平均通信量は3.9MB※。一斉に利用する際に、通信遅延が発生する恐れがあります。
NetSHAKER W-NACは、デジタル教科書のデータの一部をキャッシュして一時保存する機能を新たに搭載いたします。
これにより、学校とクラウド間の通信負荷を軽減し、快適な授業環境の実現をサポートします。
活用しやすい環境にする
『学習者用デジタル教科書キャッシュ機能』
学習者用デジタル教科書以外にも、NHK for SchoolのキャッシュやChrome OSアップデートにも効果があります。
GIGAスクール構想の拡充に向けて
~学習系ネットワークにおける通信環境の円滑化に対応~
GIGAスクール構想で整備したICT機器を本格的に活用するにあたり、整備段階では想定していなかった通信環境のボトルネックなどが生じる可能性があります。
NetSHAKER W-NACは、ローカルブレイクアウト(インターネットブレイクアウト)に対応。1人1台端末環境において、ボトルネックが生じることがないように、学校から直接インターネット接続を行うことができます。
<ICT環境イメージ>
・集約拠点経由の通信方法だと、通信負荷や速度低下などに繋がるボトルネックがある。
・NetSHAKER W-NACでは「ローカルブレイクアウト(インターネットブレイクアウト)」という手法を用いて、赤点線のように学習用ネットワークのみ学校から直接インターネットに抜ける道を作る。
文部科学省「【令和3年1月8日掲載】標準仕様書(学校からのインターネット接続編)」を参考に弊社作成
- 文部科学省HP「学校におけるICT環境の整備・運用について」ガイドライン等>標準仕様書>標準仕様書(学校からのインターネット接続編) をご覧ください。
1人1台時代のセキュリティと運用の両面に対応
学校インターネット環境で必要になる各種サーバー機能だけでなく、文部科学省の「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン(令和元年12月版)」で推奨されている各種セキュリティ機能を搭載しています。 1人1台端末の本格的な活用にあたり、安全・安心な通信環境の整備を支援いたします。
- 文部科学省HP「学校におけるICT環境の整備・運用について」ガイドライン等>教育情報セキュリティポリシーに関するガイドラインの改定>「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」(令和元年12月版) をご覧ください。
用語解説
ネットワーク機器に関する用語
ルータ
インターネットと校内LAN など 異なるネットワーク間を中継するための機器。
UTM
統合脅威管理(Unified Threat 装置。ファイアウォール、 Webフィルタリン グ、アンチウイルスなど、複数のセキュリティ機能を1台で行う装置。それぞれの機能を有効にするために、個別のライセンスが必要になる場合がある。
(UTMの機能)ファイアウォール
ネットワークの境界に設置し、内外からの不正な通信を制御する機能。ファイアウォール単独の機能をもつ装置もある。
(UTMの機能)Webフィルタリング
内部からWebサイトへの接続を制御する機能。ジャンルやキーワード、個別URLなどを指定して、禁止または許可をすることが出来る。
(UTMの機能)アンチウイルス
コンピュータウイルスを含む通信を制御する機能。
(UTMの機能)アンチスパム
スパムメール(迷惑メール)を排除する機能。
インターネットへの接続構成に関する用語
外部回線の種別ギャランティ/ベストエフォート
ギャランティ:帯域を保証または確保された回線。1Gbps帯域保証であれば、回線終端間は、ほぼ1Gbpsでの通信が可能。
ベストエフォート:理論的上限を示されているが、実際の利用可能帯域は、回線の混雑状況に左右される回線。1Gbpsでも、数百Mbps程度の速度の場合もある。
公衆網接続
通信キャリアが提供する、ベストエフォート回線でのインターネット等への接続。
動的IP(アドレス)
インターネットサービスプロバイダISPとの契約において、接続時に割り当てられるグローバルIPアドレスが、接続のたびに異なるIPアドレスが割り当てられるタイプ。
メニューの中では安価であるが、同時セッション数の上限が低い場合があり、上限に達することで、帯域に関わらず、端末からのインターネット利用が出来ないか、待ち時間が発生する場合がある。
固定IP(アドレス)
インターネットサービスプロバイダとの契約において、接続時に割り当てられるグローバルIPアドレスが、固定であるタイプ。通常、動的IPよりは高額であるが、同時セッション数の上限は高い。
センター集約
学校からのインターネット接続を、一旦、教育委員会など市町村の建物にあるサーバー室等や、データセンタに集め、そこからインターネットに接続する方式。
セキュリティの観点からは、インターネットへの出入口が一箇所にまとまるため、外部からの攻撃に対し監視や防御がし易い。また、機微情報を扱うシステムなどを、自治体管理下に置くため、センターにサーバーを設置し利用している場合もある。
学校-センター間、センター内のネットワーク機器、センターからインターネットへの回線などの性能・帯域が不十分だと、通信が集中した際にボトルネックになりやすい。
学校個別接続
学校から直接インターネットに接続する方式。センター集約と比較して通信が分散されるため、ボトルネックが生じにくい。一方、インターネットへの出入口が学校毎になるため、攻撃からの防御は学校毎に行う必要があり、UTMまたはファイアウォールなどセキュリティ機器を設置考慮する必要がある。
ローカルブレイクアウト(インターネットブレイクアウト)
センター集約の回線は残しつつ、学習系など、特定の通信を学校から直接インターネットに接続する構成。
児童生徒の端末をすべて直接インターネットに接続する方法や、OSのアップデートや動画視聴、帯域やセッション数に負荷がかかる通信のみを直接インターネットに接続する方法がある。
直接インターネットに接続するため、学校個別接続と同様に、UTMやファイアウォールなどの設置(または同様のクラウドサービスの利用)が必要となる。
PPPoE接続/IPoE接続
プロバイダへの接続方式。PPPoEは従来の接続方式で、回線設備側で混雑が発生しやすいと言われている。IPv6を使ったIPoEは新しい方式で、同じベストエフォート回線でも、速度が出やすいと言われている。
IPoE接続でも、校内LANが一部でもIPv6に対応していなかったり、IPv6に対応していないWebサーバーやクラウドサービスを利用する場合は、IPv4overIPv6という技術で接続することは出来るが、同時セッション数の上限により通信が停滞する場合が想定されるため、プロバイダの提供条件の確認が必要である。
必要機器の数量及びスペック算定方法
必要帯域の算定
ルータやUTM 、ファイアウォールは、必要なスループット 、セッション数により選定する。
なお、機器の性能上限は有効とする機能によって異なるため、必要な機能に応じ、ボトルネックとならないように注意する。
GIGAスクール構想標準仕様書の機能を1台で実現
NetSHAKER W-NACは1台に多数の機能を搭載。
セキュリティはもちろん、ICT機器の活用環境を円滑にする機能など、これからの学校に必要な機能が多数備わっております。
機能紹介
- セキュリティ機能
ファイアウォール、ネットワーク接続認証を搭載
無許可端末の接続を有線・無線問わず検知
RADIUS認証が可能
オプションにて、Webコンテンツフィルタリング(HazardFilter for NetSHAKER)も搭載可能 - キャッシュ機能
学習者用デジタル教科書などの活用時にコンテンツをNetSHAKER W-NACに一時保存
学校からクラウドまでの通信負荷を軽減
Chrome OSアップデートやNHK for Schoolといったhttps通信にも対応 - 無線アクセスポイントコントローラ機能
登録された無線アクセスポイントを一括で管理
複数のアクセスポイントに対し、設定情報やファームアップの一括設定が可能 - クラウド連携対応
各種ログをクラウド上に保存
オプションのクラウドサービス(見える化オプション)と連携可能
教育委員会管轄の全校の状態やICT機器の活用の見える化を実現 - ローカルブレイクアウト(インターネットブレイクアウト)対応
ローカルブレイクアウト構成の学校に導入可能
1人1台端末活用時の通信環境の円滑化を支援<通信環境メージ>
※標準仕様書とは、「GIGAスクール構想の実現標準仕様書」を指します。
- 文部科学省HP「学校におけるICT環境の整備・運用について」ガイドライン等>標準仕様書>標準仕様書(学校からのインターネット接続編) をご覧ください。
- 防災拠点
災害時に防災拠点として、学校のWi-Fiを被災者に開放可能 - その他機能
DHCP機能、DNS機能、プロキシ機能、ActiveDirectoryとの連携など
モデル別製品仕様
NetSHAKER W-NACは、複数のモデルを用意しております。お使いになる機能や端末数に応じてお選びいただけます。
1人1台端末時代のお役立ちソリューション
より身近になったネット社会に時代に沿ったモラル教育を!
事例で学ぶ Netモラル
Netモラルは、児童・生徒向けの情報モラル教育支援教材です。
1人1台端末時代では、児童・生徒たちがネットで事件に巻き込まれるリスクが増します。情報モラル教育は必要な教育です。
Netモラルを導入すると、時代に沿った教材を、「いつでも、どこでも、だれでも」受けることができます。
情報セキュリティ研修のためのeラーニング
学校情報セキュリティ
事例で学ぶ 学校情報セキュリティは、教員向けのeラーニングサービスです。
文部科学省「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」を踏まえ、学校教育に特化した情報セキュリティ研修を「いつでも、どこでも」行うことができます。
Information
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2024年10月07日 メディア
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